6月4日に塩竈市立玉川小学校児童クラブの参加児童と、菅野美術館の常設作品を鑑賞しました。

ロダンやブールデル、マンズーといった名だたる彫刻家たちの作品を間近で見ることができる菅野美術館。実は菅野美術館は児童たちが通う小学校と目と鼻の先に位置しますが、菅野美術館を訪れたのは初めてという児童ばかりでした。

これまでは塩竈市杉村惇美術館にて油絵などの平面作品を鑑賞してきましたが、今回は初めての彫刻作品での対話型鑑賞となりました。360度様々な角度から鑑賞できる彫刻作品は、平面作品とはまた違った鑑賞の魅力があります。
あえて作品のタイトルを隠したり、作者や作品の背景に触れないようにしたことで、作品そのものと純粋に向き合う濃密な時間となりました。

美術作品だけでなく空間や建物も楽しんでいた様子で、「初めて美術館を楽しいと思った」「今度は是非家族を連れて来たい！」といった嬉しい言葉もいただきました。
菅野美術館が児童たちにとってより身近な場所となりました。